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来年(2010年)の株予想

2010年は調子がいい企業と悪い企業の2極化が進むと思われます。

企業は生き残りをかけて努力をしますが、政治、マスコミが足を引っ張りグダグダな展開が予想されるため、日本国内を主戦場としている競争力のない企業は苦戦すると思われます。

反面、中国、インド、ブラジル、ベトナムインドネシアといった新興国がより存在感を強め、世界を牽引していくでしょうから、世界的には景気回復が進むと思われます。

世界を主戦場に、特に新興国に力を入れている企業は調子が良くなると思われます。ただし、非常に勢いがある韓国勢とのシェア争いに勝ち、ある程度のシェアを握る必要があるのと、世界的な大規模テロが起きない、アメリカの経済状態が悪くならないなどの条件付きです。

また、日本企業もだいぶ垂直型の物作りから水平型の物作りに移行しているようですが、より水平型の物作りを進め、基幹技術や、その企業の命となる技術以外を徹底して外に求め、良い製品をより安く販売出来る企業が回復すると思われます。

で、予想が外れても責任はとれませんが、私が考える来年の株価が上昇しそうな企業は、

1 世界的に絶大なブランド力を持っている。

2 事業の見直しを徹底的に行い、集中と選択を行っている。

3 2009年まで業績が悪く、株価が低迷している。

4 企業を引っ張っていくような商品が複数ある。

5 日本国内の政策に左右されない商品である。

6 垂直型の物作りから、水平型への移行をかなり進めている。

という条件を満たしている企業です。この条件を満たす企業は多くないので分かる人には分かる企業だと思います。

蛇足ですが、雇用に関しては、来年だけに限りませんが海外で安く出来るような仕事は、雇用がどんどん減っていくと思われます。海外では出来ない仕事、ロボットなどでは出来ない仕事などしか、今後は見込みがありません。