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進化する照明2(パルックボールプレミアQ(クイック))

進化する照明の続きです。
画期的な松下の電球型蛍光灯パルックボールプレミアQ(クイック)ですが、スイッチを入れて、すぐ明るくなる秘密は、今流行りのハイブリッドです。

松下によると「ハイブリッド点灯方式」というそうですが、理屈はすごく単純で電球タイプ蛍光灯の中に白熱電球をベースとしたクイックランプが入っています。

要は、蛍光灯と白熱電球がひとつになっている製品なのです。
蛍光灯が明るくなるまで、白熱電球ベースのクイックランプが点灯して明るさを補います。

発想はいたってシンプルですが、商品化のために克服しないといけない課題があります。
蛍光灯の寿命が終わるまでまで、クイックランプの寿命も持たないといけません。白熱電球ベースの寿命は、蛍光灯より1/13ほどです。(パナソニックのHPにて)クイックランプは短時間しか使用しないとはいえ、果たして寿命が持つのかという疑問があります。
気になってしまって、思わずパナソニックのお客様相談センターに電話して聞いてみたところ「当然持ちます。」との回答でした。

40,000万回の点滅性能(何度も点けたり、消したりしても大丈夫という事)を持ち、13,000時間の長寿命という電球型蛍光灯の中でも優秀な性能を持っているこの製品、7月1日の発売予定で、実売予想価格1,500円とランプの中では、電球型蛍光灯の中でもかなり高い部類ですが、
・電気代では白熱電球よりトータルで12,000円ほど安い
・その間の白熱電球13個分の値段

を考えれば、トータルではかなりお得です。

今までの点くまで時間がかかる電球型蛍光灯だと使用に不向きだった場所は、LED照明を待たないといけないと思っていましたがみごとにハイブリッドで克服しました。

発売されたら、試しに買ってみます。