石田衣良さんの「波のうえの魔術師」です。
株の話です。
読んでいると「あー、こんな事あったな〜。」とバブルがはじけて株価が転がり落ちていった時期を思い出し、懐かしくもあり、そこそこ面白かったです。
ただ、復讐のため行った事は、その会社にとっては大した事ではないし、泣きを見たのは会社ではなく他の投資家では??と、違和感がありました。
石田衣良さんと言えば、自分のなかでは伝説のドラマ
「池袋ウエストゲートパーク(IWGP)」の原作者です。
「IWGP」面白いドラマでした。(*^ ^*)ノ小説の方もドラマとは若干違い面白かったです。ほとんど読みました。
最近はNHKの子育ての番組に出たり、ラジオに出てたりしてるのを見聞きしました。声が渋くて、知的な話し方、内容に非常に好感を持っています。
ところで、この本を買って気付いたのですが、「波のうえの魔術師」って、フジテレビでやってた「ビックマネー」の原作なんですね〜。全く気付きませんでした・・・
こちらも「IWGP」と同じく、確か主演は長瀬でした。
でも、「ビックマネー」はあんまり面白くなかったような気がします。
株や金融を扱う話って映像化が難しいんでしょうね〜。
数字がピコピコ変わって、役者が必死の演技してもいまいちリアリティー感が出ず、入り込めません。今まで映像化された株、金融関係で面白かったのは「ナニワ金融道」くらいかな〜。