グッドウィルグループのコムスンが大変なことになってますね〜。
介護事業を関連会社の日本シルバーサービスに譲渡してなんとかグッドウィルグループとして現状維持に近い形にしようとしていました。
経営者は変わるが、実質的な看板の架け替えに過ぎず批判が大きく世論の力で阻止されました。
で、この処分逃れの手法で思い出すのが、某会社の処分逃れのための解散、合併です。皮肉にも、現在は・・・・。
話は変わりますが、このコムスン労働環境が良くなかったらしいです。もと労働者がテレビでその状況を話してるのをよく見ます。
労働問題で問題が多い、派遣、請負について考えてみます。
経済界のトップの人達は、派遣、請負、外国人の受け入れなどもっと規制緩和しろと言ってるけど、個人的には賛成できません。
派遣という働き方が合っている人を除く、20代、30代の正社員でない派遣、請負で働いている人達の状況があまりにも悲惨だからです。正社員だったらあるていど経験を積んで、自分のスキルというのが身につきますが、大半はルーティンワークの作業でスキルが身に付かずに自分の価値を高めることが出来ません。
その結果、若いときはまだ若さが武器で稼げるけれど、年を取っていくと使い捨てられるか、安い給与しか稼げなくなります。悲しい現実が横たわっています。
消費力の低下、治安の悪化などの問題を引き起こす可能性もあります。というか、多分確実に起きます。派遣は劇薬で、今は経済にいい影響があっても、将来には大きな反動が来るのを経済界のトップは理解する必要があると思います。
一応言っときますけど自分はニュートラルな立ち位置だと思ってます。
だから、フリーターの人もがんばって自分の価値を高める必要もあると思ってます。自分のことを必死で考えてどう生きるかを考えて行動するのが大事だと思います。
