アップルの創業者スティーブジョブズと、マイクロソフトの創業者ビルゲイツの成功と戦いを描いた作品です。
原題「PIRATES of SILICON VALLEY(シリコンバレーの海賊達)」の方がしっくりくる作品でした。
歴史には、時代を大きく動かす強烈な天才が同時期に複数出現する事がよくありますが、スティーブジョブズとビルゲイツは、まさにこれに当てはまる二人で、時代を大きく動かした強烈な天才だと思います。
技術、アイデアを仁義無用に、奪い、奪われるモラルのない二人です。
しかしながら、自分達が持っている新しい技術とアイデアによる未来を予測出来ない人達(ゼロックス、DOSを開発した人など)を尻目に、スティーブとビルは、未来をどんどん創造していきます。シリコンバレーの海賊として強烈な光を放っていました。
映画は、ジョブズがアップルから追放された後、アップルに復帰する所までですが、その後のアップルの躍進はすごいものがあります。
アップル復帰後が、ジョブズの戦いの第二幕と言えると思います。結局、スティーブとビルの二人とも成功し、オールドな人達が取り残されてしまったようです。