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なぜ日本の家電が弱くなったのか

最近の、海外家電メーカーのキャッチアップがすごくて日本の家電メーカーの元気がありません。

原因はなんだろう?と考えると、現在のものづくりの変化が大きいと考えられます。

一つの製品を作るのに、部品から開発し完成品をつくっていた垂直型のものづくりから、他の部品メーカーから優秀な部品を集めてつくる水平型のものづくりが世界のトレンドです。

水平型の特徴は、大量に部品が供給されるため、優秀な部品が安くなります。そのため、商品が安く出来ます。しかしながら、どのメーカーの製品も似たり寄ったりで個性がなくなってしまいます。
ipodは強烈な個性がありますけどね。
日本の家電メーカーが元気がないのは、似た製品を海外メーカーが安く販売してしまうからです。海外メーカーの安い製品でも、最近は信頼性があります。

日本メーカーが、どう乗り越えて行くかが課題です。