NMNについて知っている事（NMN話その３）

私が、今現在NMNについて知っている事は以下の事です。

2015年1月に、NHKのドキュメンタリー番組で、人間でいう60歳にあたるマウスにNMNを投与したところ、20歳程度に若返ったという衝撃の放送がある。

この放送で、研究用のNMNを、日本のオリエンタル酵母が供給している事が分かる。

この研究で有名なのは、デビッド・シンクレア教授、今井眞一郎教授。

ちなみに、2016年4月当時のオリエンタル酵母の研究用試薬の値段は、1gで50,000円でした。

その後、散発的に今井教授のNMN研究の状況がネットで見つけられるが、ぱっとした話はなかった。が、ミライラボ（新興和製薬株式会社が製造？）という企業がNMNサプリの販売を開始。

しかし、高額過ぎて手が出ないし、アマゾンのレビューからも効果があるかどうか判断がつかない状態。ただ、広島大学との研究に関わっているようなので、本物のNMNサプリではないかと考えている。１粒当たりの配合量とカプセル数と価格から、後で記述するNOMON社と同じくらいか少し高いかなという価格帯。

商品がたくさんあるので、一概に言えないかもしれないが、

150mgの60カプセルの商品が345,600円（税込）。

帝人のグループ会社のNOMON株式会社が、2019年5月にNMNサプリを販売開始。

NOMON社のホームページには、NMNについての説明はたくさんあるが、販売のページがなかなか見つからない。売る気がないのか？

ちなみに、Oを取ったらNMN。

グーグルの検索すると、少し下の方に、NOMON　SHOPがありそこで、販売ページがやっと見つかる。

125mgの30カプセルの商品が150,000円（税込）

NOMON社は、どこからNMNを調達しているかを明らかにしていないが、日本製であることは公表されている。

ただし、下記コンソーシアムの発足を見つけたので、オリエンタル酵母から調達していると、個人的には推測している。

2019.11.21の健康産業流通新聞のネット記事で、NOMON社が発起人として、明治HD、島津、帝人、オリエンタル酵母を幹事会社として、プロダクティブ・エイジングコンソーシアムが発足していた事を知る。

島津製作所とNMNの関係について調べたところ、九州プロサーチLLPという会社のホームページにたどり着く。

MRM法開発受託サービスのページに、測定対象化合物にNMNの記述があり、測定機器が島津製作所製であった。このため、島津製作所もNMN関連に関わっていると考えられる。

NMNの価格について、2016年4月に1g 50,000円だったのが、NOMON社のサプリで考えると、3.75gで150,000円なので、1g 40,000円と安くはなっている。

NMNの人への投与についての安全性について、2020.1.21慶応義塾大学医学部が、nmnを500mgまでは人に安全に投与できることを臨床研究で確認した。

ここまでは、割と根拠がある話。

以下は、参考程度に・・・。

Amazon.com（アメリカのアマゾン）で調べると、NMNサプリが複数売られており、125mg含有の60カプセル入りで、50ドル程度の商品が売れ筋のようである。

.comのレビューを見ていると、参考になる記述が多い。

以下、興味を持ったレビュー

・シンクレア教授は、1日にNMNを1g摂取し、NMNの摂取効果を高めるのにレスベラトロールも一緒に摂取している。このため、1日に、125mg、250mgのNMN摂取で本当に効果があるのか疑問視するレビューがいくつかあった。

・Amazon.co.jpからnmnの、とある海外メーカのNMNサプリのレビューを見ていたら.comで購入した人のレビューを見る事が出来た。購入者の一人が、成分分析を分析機関に依頼したところ、NMNが全く含まれていなかったことが分かったと、分析証明書を画像でアップしていた。

なお、.comの方には、このメーカーのサプリは販売されていないが、日本のアマゾンでは売っている。

・NMNサプリを飲んで、とっても効いているというレビューもあれば、全く効果を感じられないというレビューもあり、また頭痛がしたと、体調不良を訴えるレビューもあった。

以上より、海外のNMNは安いが、全くNMNが含まれていない製品もあるというレビューもあるため、不安な面もある。

しかし、手頃な価格ではある。

stripe room blog